海の見える高台の小さな家
自由に猫たちが行き来する
風の通り道に 海のさざめきが聞こえる
貝殻を磨いた七色のランプ
木の目を見極めて作ったテーブル
流木のドアの取っ手
珊瑚が響き合う風鈴
あの子がつつましく暮らす海の見える家は
暖かな波の優しさに包まれてる
朝が来ると南の島から 送られた野菜に火を通す
軒下の雑草の種が弾ける その音に耳を澄ます
まだ温もり残る ベットの上に
猫はくっつき合って 丸くなった
夢で魚になって あの海を泳いでる
あの子がつつましく暮らす海の見える家は
暖かな波の優しさに包まれてる
あの子が穏やかに暮らす海の見える家は
豊かな波のきらめきに守られてる